ドラママチ
角田 光代
夫婦生活って我慢大会じゃないんだから無理に夫を憎まなくても無理に妬こうとしなくてもいいじゃんと思った「コドモマチ」
電話でうろたえるナカニシさんにちょこっとザマァミロと思っちゃった「ヤルキマチ」
それでいいの?と思った「ワタシマチ」
居酒屋で妄想を繰り広げる主人公にワカルワカルと思った「ツウカマチ」
読んだ後不思議と元気になれた「ゴールマチ」
おばあちゃんの「どこだっておんなじ」って言葉にハッとさせられた「ドラママチ」
こっちのほうが「コドモマチ」の題が合ってるんじゃないかって思った「ワカレマチ」
最初はわかるかもーと思いながら笑ってたのが突然笑えなくなった「ショウカマチ」
人は何かを待ってるものだと思う。ご飯だったり、人だったり、商品だったり、元気だったり、勇気だったり、いろいろ。
そんな「待ち」をしている女が主人公な8個の話が詰まった本
最初の3つはイライラした。なんでその終方なの?とか思ったり。後で読んだらそれほど暗くならなかったからきっと気分によるんだと思うけど
どの話にも喫茶店が出てきて喫茶店に行きたいなぁっていう気になれます。あの空間って不思議ですよね。ちょっと私にはまだ入りづらいんだけど。入りたいお店が実は近所にあるんですがいつも1歩が踏み出せなくて・・・
それって何かを待ってる人とよく似てると思うんですがどうでしょう?
どっちも1歩、1歩踏み出せばな〜んだって思えるんじゃないかなぁって
この本読んでそんなこと思いました
明日は入れるかなぁ