ねこのばば
畠中 恵
12月って大好きだけどこんなに気ぜわしいとゆっくりまったり本が読めない!
早く1月にならないかなぁ。
おこたに入って棒茶でも啜りながら読書生活(うっとり)
最近続いてますが面白いんですよ。それになんといっても夫が面白がって読んでる!!感想を言い合ったりできるのってホントにうれしい!!読むのが遅いのでまだ「ぬしさまへ」の後半部分だけどいつかは感想を言い合える。嬉しい。面白いと思った本を面白いと思ってくれる人が身近にいるってうれしい
さて、今回も短編5話がつまった「ねこのばば」表紙をみると妙にやつれた人見えませんか?一太郎さんどうしたんだろう・・・と不安になり早速読み始めることにしました。
「茶巾たまご」いつも病弱な若だんなが妙に元気だしお金が振ってくると、最近いいことづくめの長崎屋。「福の神」でもいるのかしら?と思った矢先に松之助の見合い相手が亡くなったんですね。この見合いの席にあるみずぼらしい男を拾った若だんななんですが不思議なことに若だんなは彼の前では妖を隠そうとしない。いつも隠すし隠れるのに・・・
「一つやるべき事を済ませたら、次に成すことも、見えてくる筈です。心配ばかり積み上げても、始まりませんよ」という言葉が胸に残った「花かんざし」
うちにもぜひ「桃色の雲」ほしいーと思った「ねこのばば」
えっ?えっ?えー!!!って目がだんだん見開かされる展開が待ってた「産土」
でももしかしたらお嫁さんにもらっていたらそういう想いを相手に抱けたかもしれないよと思った「たまやたまや」
相変わらず険しい顔をしてるくせにかわいい鳴家たちです。栄吉さんのお菓子もチェーっと言いながらもパクパクと食べてる姿を想像すると顔がにやついて(笑)危険です