図書館革命
有川 浩
あは
ちょうど夫君が飲み会で泊まりの日でよかった☆
たぶん・・・いや、絶対!すっごくにやけた顔で読んでたに違いない。
とてもとても人様にお見せできる顔じゃなかったと思うもの。
堂上教官
とうとう完結編。テロに手口を真似させてたのではないかと疑われた本の作者を巡る攻防で検閲権を握りたい良化委員会と図書隊の対立は今まで無関心だった一般人の関心をも得るが・・・。そして郁と堂上、柴崎と手塚、手塚兄と手塚弟の関係はいかに???
ふと思ったこと。
例えば家事には休みがないのに仕事をしている夫には休みがある。日曜とかゴロゴロしてると私はこんなに世話をしてあげてるのにって思う事よーくある。
考えてみた。
でも、これってもしかして善意の押し付けなんじゃ?
電車で足の不自由な人がいたらどうする?私相当悩む。
不妊治療していたときも良かれと思って言ってくれてる言葉に怒る事もできずずいぶん悩まされた。こっちから見た目とあっちから見た目はずいぶん違うってことに自分が傷ついて初めてわかった。
相手の心がわかったらいいのにって思う。
・・・うん、私はどうしたいかって言ってもらえる雰囲気を持てる人になりたいよ。
郁や堂上のようなキラメキとかドキドキって私にはもう出会えないのだろうな(出会ったら大変!!)と思うと少し残念。なのでほんのひと時だけど学生時代に戻ったようで楽しかった♪
テレビの力って良くも悪くもすごい。たまたま今回は図書隊側にテレビがついてくれたからよかったもののもしも逆だったら?もしかしたら私も踊らされてるのかもしれない、そう思うと怖くなった。知りえた事を消化、再構築して自分のものにしなければ我が物顔で講釈たれるお子様と同じ。柴崎のようになりたわ。
さて、キャラ読み。キャラ読み好きですね〜。私も本にはまった最初の小説は「赤毛のアン」。アンとギルバードの恋の話が気になって気になって(笑)
実はこの本やぎっちょさんにずーずーしくも頂きました。ありがと☆やぎっちょさん♪
えへへ、堪能堪能♪