文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)
京極 夏彦
好き、そう好きっていうよりは共感できる、
そう伝えればいいのかって思える部分が多かったというか。
感想を書くのがもったいなくて、書いてしまうと何か自分の中でコレだって思ってるものが崩れてしまうようで。
私ではよさを伝えられない。
箱根の京極堂ですら知らない寺で修行をするお坊さんの連続殺人事件の話なんですがシリーズ最初『姑獲鳥の夏』の続編に当たるように思います。あの事件で残された人々のその後。暗さを感じさせないだけにあの話の暗さが際立ってて。
一休さんが禅の人だとさえ知らなかったので禅の歴史などはなかなか興味深く尚且つ家が属する宗についてさえ無知だったなぁと。
久しぶりにパソコンを立ち上げました。
言葉が錯綜し別居騒動に発展し挙句お姑さん以外皆またしても風邪っぴきになってました。
ただ結果としてこの騒動よかったです。
家を建てる話は保留にし部屋を交換したことでお姑さんの気持ちも落ち着いてもらえたし私自身も夢ばかりでなく別居・同居のよい面悪い面を考える事ができた。
そういえば『千と千尋の神隠し』でも言葉の大切さを言ってたように思います。
言葉って難しいです。
そう思っている人が実は多いんだってことが嬉しかったようにも思います。
多くの人がうまく伝えられないもどかしさを感じている。
そういうことさえうまく伝えられなかったから