柚子すき毎日

本と雲と雨と柚子と冬がすき。
主に本について書いています。本の内容もところどころでばらしています。
最近パソコンに向えなくてTBのお返しはしばらく出来そうもありません。コメントへの返事も遅れてて。本当にごめんなさい。
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「CHICAライフ 」

評価:
島本 理生
講談社
¥ 1,260
(2008-06-27)

しばらく島本さん続きます。
恋愛渇望症です。

で、島本さんのエッセイでした(笑)
あの透明感はまったくない!ドキドキもまったくです。

でも面白いです。
「君が降る夜」の作品のひとつに過去に尻尾をつけた少年が出てくるんですが本物が登場します。
思わず息子にも着けてみようと思いました^^

島本さんが紙にひとつ四字熟語を書いてその裏にもうひとつ四字熟語を書かされるエッセイがあったので夫にも同じ質問をしました。

最初が「焼肉定食」

裏が「一喜一憂」

実はこれ心理テストみたいなものなんです。
夫の回答に爆笑っ!!!!しました

特に裏の「一喜一憂」

ぜひ、この章だけでも読んでもらえば夫の苦労がわかってもらえるかと思います(笑)
あぁ、笑った。久しぶりに泣くまで笑ったわ。
読書(さ行):島本 理生 | comments(0) | trackbacks(0) | 

「君が降る日」

評価:
島本 理生
幻冬舎
¥ 1,365
(2009-03)

 好きだなぁ、と思います。
島本さんの小説の空気がとても。
わたしが一日で一番好きなまだ日も昇っていない群青色の空と遠くの踏み切りと電車の音がするあの透明な空気みたい。

読んでみてどれだけ恋愛小説を渇望していたかがわかりました。
ぐっと切なくなるこの気持ち。満足。

映画「SAYURI」を見て実はがっかりしました。ラストが。
なので「君が降る日」のラスト好きです。

恋人が車の事故で死んでしまった志保がその事故の車を運転していた五十嵐さんに対する最後がなんだかやりきれなくて。深い沼に落ちていくような恋愛を実際に経験していないからだと思うんだけど。一度は強く強く「側に居て欲しい」と懇願されてみたいものです。

「そして私は、真の軽薄というのは、責任を負いきれないものに対する安易な情なのだと気づいた」この言葉はずしんと来ました。そうなんですよね。結局はその人の側まで落ちる覚悟がない人がないのにえぇかっこしいの事が多々ある私はまだまだだなぁと島本さんに教えられた気がします。

「のばら」が特に好きだったんだけどもうひとつの作品の尻尾をつけた男の子がとにかく私には魅力的に思えました。ああいう男の人いいなぁ。
読書(さ行):島本 理生 | comments(0) | trackbacks(0) | 

「クローバー」

クローバー
クローバー

他人のことは客観的に見られるのに自分の事は見られない男の子ともてる事に全力投球する女の子の双子の話。
「自分ってものがないんだ」そういった彼女の言葉。好きな人が出来たらその人の色に染まる。好きな音楽を好きになり好きな服装を好きになり・・・。私のことか、と思った。私も私というものを探してる。誰かがしてていいなって思ったら真似て。私っていったい何がしたいんだろう?そう思ってたから彼女のその言葉を最近よく思い出す。
私はすごくものすごーくわがままで寂しがりやでごうじょっぱりで負けず嫌いで。なんだか私のことを書いてあるのか?と思ったくらい。
「その時期に会う人に会う」確かにそうかもしれない。彼女の母の父の言葉。私は島本さんの『ナラタージュ』がブログを始めるきっかけだった。ある人に私のことをもっと知って欲しいけど口がへたでメールにしても長くなって迷惑かけそうでそれで始めたブログ。だけどそれが自分と向き合うきっかけになった。その人に会わなければ私は自分の弱さを知らなかったと思う。自分がどれだけ寂しがりやでどれだけ卑怯か気づかなかったと思う。会えてよかったとは思えない。だけど会えたからこそ今の私がいる。
『クローバー』を読んでなんだかひとつ区切りが出来たように思った。
この話のラストで少年が自分と向き合って歩き出した。ここからまた始まる。そう思えた。
読書(さ行):島本 理生 | comments(0) | trackbacks(0) | 

「生まれる森」

生まれる森
生まれる森
島本 理生

この本をあの時。自分が自分ではなくなってしまったようなあの時に読んでいたらきっと読みきることができなかったと思う。主人公と同じようにどうにもならないくらい憧れて惚れて・・けれど彼に近づけば近づくほど自分が壊れていくのもわかっていた、あの頃。

−テントが当たったから一緒にキャンプしない?
夏休みの間だけ友だちのアパートを貸してもらえることになった主人公。
ちょうど両親と気詰まりな時期だった。複数の男と寝て子供が出来て堕ろした。友人のアパートに住み始めたある日高校時代の友人から電話があった。
そうしてこの電話から彼女と友人の家族たちとの交流が始まる。

生きているのに死んでいるようなそんな主人公と自分の楽しいと思うことをして生きている友人の家族の対比が強い。友人にだって家族にだって深い闇の部分はあって必死にもがいているかもしれないけどそれが表面に出ない友人たちはカッコいいなぁって思う。私から見るとこの家族はそのまま今暮らしている家族と重なる。母と弟と夫。とにかく明るい。夫に以前聞いたことがある。−なんでそんなに強いの?なんでそんなに自分に自信があるようにみせられるの?

最近思う。まず自分を愛そうって。自分がどうしたいかまず考えよう。それができたら他の人のことも考えようって。とりあえず自分。自己中心的かもしれないけど自分を愛せない人が他人を受け入れることって難しいじゃないかなって思うから。他人を救うことはできない。どんなに大切な人でも救えない。ただそばにいること、話を聴くこと、これだけしかできない。助けることはできないんだよなぁってこの本を読んで改めて思った。わたしは手放すんじゃなくて手をぎゅっと捕まえていたい。ひとりじゃないからって。

全部終わってしまったことなのにどんどんどんどんダムが決壊するように心の中に繰り返される思い出と後悔。主人公もことあるごとにサイトウさんとの思い出が押してくる。友人と食事をして幸せだと思った矢先に思い出して落ち込んだり・・・。そんなもんなんですね。私だけがおかしいんだと思ってました。人って辛いけどこれをしない前を向けないのかもしれませんね。

私はやっと彼と出会えたことをよかったなって思えるように最近なった。

今、苦しんでても絶対その森は抜け出せる。その未来が同じ繰り返しでもそれはやっぱり新しい未来だと私は思います。

なんとなく、そんなことを書いた本に私には思えました。
読書(さ行):島本 理生 | comments(0) | trackbacks(0) | 

「シルエット」

シルエット
シルエット
島本 理生

読書中毒続いてます。

島本さんの作品は雨の中にいるような雰囲気がでますね。
雨は好きなのでこの方の作品を読むと落ち着きます。
大切な人はもう空気だし考える余裕もないくらい自分に染み渡っているんだっていう当たり前のことに気付かされました。
いないと困るどころの騒ぎじゃないんですよね。
いないと生きていけない。
私はよく寂しい夢を見ます。起きてからもしばらく悲しくなるくらい。そんなときにそっと抱きしめてもらったり、手を握ってくれる相手がいるというのは幸せなことだなぁと。
言葉だけじゃ伝わらないですよね。
大丈夫、より抱きしめて大丈夫。といってもらえるほうが何十倍も大丈夫だって気がしますもん
読書(さ行):島本 理生 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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