トリツカレ男
いしい しんじ
「納豆品薄で謝罪」
アロエヨーグルトといい『あるある大辞典』の経済効果ってすごいっ
専業主婦でよかった。早めに買いに行こっと(笑)
さて、「トリツカレ男」を読みました。読みやすい。それに明るく優しい気持ちになれました。オペラ、三段跳び、探偵、サングラス集め、昆虫標本などなど、様々なものに取り付かれたように熱中してしまうジュゼッペが主人公。私もそんで納豆を今買い集めてる人もきっと納豆にトリツカレてるんだろうけど彼には負ける。
例えばオペラ。バイト先で注文を繰り返すとき、こんな感じ「で〜は〜 ごっちゅう〜もんを〜くりかえしますぅ〜」(たぶん)
仕事にならないんでしばらく暇をだされた。ただ店主もいい人でトリツカレ男を優しく見守ってあげてる(たまに彼のおかげで利益がグンと伸びるのからかもしれない)
そんな彼がサンドイッチ作りの次にはまったもの。それがペチカ。
ペチカに本当の笑顔が戻るようにと人間語を話せるハツカネズミに協力してもらってさらには今まで取り付かれたものの復習のように奔放する。
正直ジュゼッペがかっこいい。
私が思うに幸せな人っていうのは何か夢中になれるものを持ってる人だと思う。
タイトルはジュゼッペがハツカネズミに言われた一言。
私も夫にはまってみたいけれど、カレはある意味私からみたら宇宙人。だからこそ助けられるっていうのもあるんだけど・・なんていうか宇宙の端から端までドライブするようなもんだろうなぁ。ジュゼッペやペチカには憧れるけどホドホドが弱気に思うわたし・・・情けない・・・