柚子すき毎日

本と雲と雨と柚子と冬がすき。
主に本について書いています。本の内容もところどころでばらしています。
最近パソコンに向えなくてTBのお返しはしばらく出来そうもありません。コメントへの返事も遅れてて。本当にごめんなさい。
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「夫婦」

夫婦
夫婦
山本 周五郎

人って心の底にどれ程の忍耐と思いやりを持っているんだろう
そして浅はかにみえてどれ程の秘密を持って生きているのだろう?

夫婦をテーマにした山本周五郎の7作品を集めた作品
夫婦。夫婦って難しい
結婚して7年目
夫のこと誰よりもわかっているようで誰よりもわかっていないと思う
なんて子供なんだって思ったりすごいなぁって思ったり

どの作品もあぁ・・と思う
夫婦の事はたしかに夫婦にしかわからない
だけど夫婦だからこそわからないこともあって
夫婦ってほんとなんだろうなぁ

先日友だちと呑んでた
「俺、最近褒められた事ないかも  」
ふと漏らしたその言葉
胸にとても残った
ちょっと切なかった
近すぎるほどに遠い夫婦の関係
日常が当たり前に過ぎる幸せ
それに気づいた人と気づかなかった人のその後の物語

結末の言葉の意味がわからなかった
でも「俺も男だから」と教えてくれた
わたしもまた自分にしか興味のない人間だったのかも

どの作品もとにかく面白い
どれも男女間で思うことが違うのかも
夫の感想がとても聞きたいなぁ
読書(や行):山本 周五郎 | comments(0) | trackbacks(0) | 

「下町」

下町
下町
山本 周五郎

30万円で母を殺してくれるように頼んだ少年の事件についてだったと思う。
その少年に「よみうり寸評」で「かあちゃん」を読ませたかった・・・と書いてあった
その言葉に誘われるように「かあちゃん」が収録されているこの「下町」を手に取った

もっともっと硬くて重くて読みにくい本を想像していた
けれど・・・あったかかった。そして読みやすい。
人と人の関わりや温かな飯の匂い、聞こえる生活の音。
朝や夕方の近所の家からの包丁の音や鍋の蓋がすれる音、何処の家からかわからないけれど漂ってる様々な品の匂いを感じるととても幸せな気持ちになる。もちろん夫をはじめ家族が働いていて帰りがまばらだから一家揃って夕飯を食べれない日とかはとてもとてもその幸せが疎ましく感じるときもあるけれど。
人の優しさを感じる短編が6話収録されています。

「おたふく」にでてくる「おしず」がなんとも言えずかわいらしい。あっけらかんとした明るさでまわりの人々を明るい気分にさせる。そしてあの恥じらいがあって^^どんどん貞二郎が惚れていく様がわかって。あまりにもそのかわいらしさが好きで夫にも読んでみてよって勧めました。やっぱりどんな人でもあのような女性には惚れるのかな?夫は貞二郎が考えたくないのに嫉妬で悪いほう悪いほうに考えを進めていく事がとても共感できたようです。
嫉妬するんだ?へぇ〜?私された事ありますかね?と思わず思いましたけど^^

そして最後「ちゃん」
これは言葉がでないですね。私の中の家族の理想像そのままです。
重吉を見守る家族のその優しさ。
それがわたしには足りていない

家族って素敵です
ほんと
読書(や行):山本 周五郎 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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