柚子すき毎日

本と雲と雨と柚子と冬がすき。
主に本について書いています。本の内容もところどころでばらしています。
最近パソコンに向えなくてTBのお返しはしばらく出来そうもありません。コメントへの返事も遅れてて。本当にごめんなさい。
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「卵の緒」

卵の緒
卵の緒
瀬尾 まいこ

30歳最初の贈り物は神様から
「残念ながら今回も子供は無理だったみたいです」というおしるしでした。
ふざけてる。
何かの未来暗示かと思ったけれど無視することにしました。
妊娠してたらよいなと思い禁酒・禁カフェインを解除することにします。
今日は飲むことにします。

さて、自分は捨て子なんじゃないだろうか?と考えた事がある人は多いはず。と、同時に自分の中にある親の血を恐れている人も多いと思います。「卵の緒」は「血」を題材にした2編が収録されています。今まで読んだ瀬尾さんの作品のイメージが変わりました。どの作品も好きですがこの2作品面白かったです。
どうにも自分が捨て子であったという確信が持てる主人公がへその緒を見せてほしいと頼むとなんと「あなたは卵から生まれたのよ」と卵の殻が入った和菓子の箱を見せられるんです。尚更怪しい、怪しすぎる。母が主人公を愛してるのはとてもわかるしそんなことよりももっと重要なことがいっぱいな小学生でである主人公はとりあえずその問題に蓋をする。母が恋愛をして結婚して子供ができて状況は変わっていくけど母の愛は変わらないし一緒に暮らす人々との生活は優しい「卵の緒」。
2作品目である「7's blood」は「卵の緒」とは逆に「血」が通っているからこそ分かり合えるという話。父が愛人に生ませた子と突然2人暮らしをすることになった高校生の女の子が主人公。
血のつながりがあるから家族だというなら今私が住むここに私の家族はいない。私はこの家で唯一同じ血が通っていないのだから。家族っていうのは何なのか私にはまだわからない。けれどこの家はどこよりも私をいらだたせ安心させてくれてる。

「おいしいものを食べたとき食べさせてあげたいと思える人があなたの好きな人よ」おいしいものを食べると必ず持ち帰ってくる夫。好かれてるんだなぁ、わたし。
読書(さ行):瀬尾 まいこ | comments(4) | trackbacks(6) | 

「天国はまだ遠く」

天国はまだ遠く
天国はまだ遠く
瀬尾 まいこ

朝型の生活をする人と夜型の生活をする人の違いは遺伝子でも決められてるらしい。「天国はまだ遠く」は都会にいた女の子が遠く北の辺鄙な宿で自殺を決行するも未遂に終わっる話。夜はなかなか寝付けなかったのに最後のあたりでは夜の10時には寝つけてるのを読むと遺伝子で決められてても一緒に生活する人によって変わるんですね。
女の子の泊まった民宿は「たむらや」なんんといってもその魅力は値段!1泊2食付き1000円ですから^^料理も新鮮な野菜とか自分で絞めた鶏とか釣った魚とかでどれも美味しそうっ!しばらくお金貯めて1ヶ月くらい本やら手芸道具やら持ってゆっくりしに行きたいですねぇ。家にいるとあれやこれやとすることあって「ゆっくり」何かに取り組むのって難しい。いいなぁ。「たむらや」
そのまま住めばいいのになぁと思いながら読んでいたのでちょっとだけ寂しく感じました。彼女がそこで留まっていてもいずれ嫌になるかもしれないから「いつか自分から行きたい」と思ってくれたらいいなぁ。というのも私自身が「たむらや」の主人田村さんに心惹かれていったのもあると思うんですが。「まぁ、おいで」のこの言葉スキですねぇ。えぇ、どこでもついていきますよと思ってしまう私です植物
読書(さ行):瀬尾 まいこ | comments(12) | trackbacks(5) | 

「強運の持ち主」

強運の持ち主
強運の持ち主
瀬尾 まいこ

「強運の持ち主」は占いをお願いしにくる人たちの背中をちょっとだけ押してあげる占い師ルイーズ古田とそのお客さんに影響されて少しづつ変わっていく植物に水をあげて育てている感じのイラストがぴったりな話たち
「お父さんとお母さんのどっちを選べばいい?」っていう小学生の男の子の相談の受ける「ニベア」
「彼を振り向かせるにはどうしたらいい?」と何度も相談される「ファミリーセンター」
「あんたにおしまいが見える」と言われてしまってルイーズがうろたえる「おしまい予言」
強運の持ち主である彼に暗雲が立ち込めて右往左往する「強運の持ち主」

どの話もルイーズと一緒になって考えてしまう。男の家を張って出てきた事実に唖然としたり自分がおしまい予言されたらどうしようと思ってみたり。私もちょっとだけ成長できた気がしますよつばのクローバー

そしてなんといっても「強運の持ち主」の最大のポイントは食べ物!
おしまい予言の「あげさん」はおいしそうですがルイーズの彼であり強運の持ち主である通彦の摩訶不思議な料理の数々!!料理に対しては石橋叩く山羊座さんの性格が強く出ている私には信じられない・・・と思うと同時に彼の探究心に頭が下がる思いですきのこレッド
読書(さ行):瀬尾 まいこ | comments(2) | trackbacks(2) | 

「優しい音楽」

優しい音楽
優しい音楽
瀬尾 まいこ

たたたーんたたーん・たたたたたたたーん
彼女のピアノと彼女の母の歌と彼女の父のギターと彼のフルートで奏でた曲
本当に優しい音楽だと思う。「優しい音楽」を読み終えてどんな曲だろうと夫に聴いたらいつも練習してる曲だと教えてくれました。ぴったりだなぁ。あたたかな空気と雰囲気にふんわりと包まれる曲だと思うから。とても幸せな気持ちになれる
出会えた人の数だけいろんなこと知っていくんだろうなぁと思った「優しい音楽」
30万使っちゃえ!と思わず思ったのになんだかね、私まで必死に恋人の奥さんの良さをアピールする応援してた。思わず笑っちゃった。なにしてんだろうなぁって。そんなことしてもなんの特にもならないのに。でも幸せだなぁって思った「タイムラグ」
知らなくても生きていけるしむしろ知らない方が円滑に物事が進むだろう年賀状の礼儀とか大掃除とか初詣の正しいまいり方とか確かにそれってがらくたでみたいなもんなんですよね。でも無駄って幸せなものだよなぁと思ってた私に微笑んでくれた「がらくた効果」

りんご。私は皮ごとがぶりっといく食べ方が一番おいしいと思ってます
「信じられない」という夫に勧めてみました。こういう時うれしいなぁって思います。「優しい音楽」の彼もこんな気持ちだったのかなぁ。わらびもちにふかし芋。スィートポテト、黒豆。どれも食べたい。来年の夏グルグルしなくっちゃおてんき楽しみ

最近みんな帰りは遅いしいろいろあって落ち込んでいたけど幸せな気持ちになれた1冊でした。よしっ今日もがんばるぞよつばのクローバー
読書(さ行):瀬尾 まいこ | comments(0) | trackbacks(2) | 

「温室デイズ」

温室デイズ
温室デイズ
瀬尾 まいこ

わたしはなんて弱いんだろう

崩れだす−
今度は「人」だ
理由は違うけれどいじめの対象にされるみちると優子
いじめられてもいじめられても学校の教室に通うみちると
逃げるが勝ちとばかりに特別学級に通う優子
そんな2人の物語

私のいた中学は普通の中学。だけど何故か私たちの代はとてもひどかった
授業は説教や掃除やいろんなことでほとんどなくなった
「いじめ」なんて言葉知らなかったけど
わたしも加担者だったと思う。転校してくその子をよわっちいのって思ってたから

もしかしたら今の子たちとは考えが違うのかもしれない
いじめってなんだろう?
いじめってなんでしちゃいけないんだろう?
こんな話学校ではたぶん できない
学校じゃ教えれない、考えれない
どうして大人は子供に何かを教えようとするんだろう?
どうして一緒に考えちゃいけないんだろう?ワクワクしちゃいけないんだろう?
人は大人になると子供の頃のこと忘れちゃう?
そういうわたしも自分の考えを否定させることが怖い
そのくせ他人の言葉に素直にうなずけない
なんて私は弱い

「みちるをこんなにした奴ぶっころしてやる」
いじめられケガをしたみちるに対して言った父の言葉
自分のことを真剣に考えてくれてる人がいる
たったそれだけで人って優しくなれる
なのにたったそれだけがこんなに難しい

この話に出てくる子たちは誰もが必死に歩いててみんなかっこいい
ほんとに子どもたちってムカツクし生意気で興味があって動いててわがままで生きてて自分に正直
子供って強い

「パシリにさせられることじゃなくて自分からパシリになる」
こういって実践したサイトウ君がわたしには誰よりも輝いて見えた
読書(さ行):瀬尾 まいこ | comments(4) | trackbacks(4) | 
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