柚子すき毎日

本と雲と雨と柚子と冬がすき。
主に本について書いています。本の内容もところどころでばらしています。
最近パソコンに向えなくてTBのお返しはしばらく出来そうもありません。コメントへの返事も遅れてて。本当にごめんなさい。
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「僕たちの戦争」

僕たちの戦争
僕たちの戦争
荻原 浩

吾一の現代へのタイムスリップと健太の終戦間近へのタイムスリップ
私は現代へのタイムスリップの方がいいと思った
思ったんだけど・・・
途中でわからなくなった

現代に生きる現代ではいわゆる普通の青年健太と終戦間近の日本海軍の学校に通う吾一。健太はサーフィンの途中で吾一は初めての単独飛行の練習中にそれぞれ異変を感じ気づけば健太は終戦間近の日本へ吾一は現代へ移動していた。そして親さえも見抜けないほど姿かたちがそっくりな彼らはお互いをお互いと間違われたまま自分が生きてた時代に帰る方法を考える

ニューヨークの貿易センタービルのあのテロ。その様子をみていた吾一の感想が痛々しい。先日新聞の社説に北朝鮮のことが書いてあった。ミサイルを発射することで日本やアメリカに経済援助させることを求める北朝鮮のことが書かれていた。同じくらい切なかった。私は戦争を知らない。けれど今の北朝鮮と昔の日本が同じだったように思えてならない。ニューヨークのあの場面を見て吾一は日本軍の神風特攻隊の仕業だと考え喜ぶ。喜んだんだ・・・。たったたった50年ちょい前の話。

自分たちが信じた未来
吾一の驚きと苦悩は考え付かない
死んでまで守ろうとした未来
私は顔向けができるのか?私よりももっともっと幼い彼らが彼女らが必死で守ろうとした未来にいる私たち。そんな過去に感謝もせずただただ生きる。
ご飯が喉を通らなかった。
このご飯があれば助かった人を想った
戦争は遠い存在だった
最近入った蔵で軍の帽子を見つけた
自分の母の兄弟が栄養が取れずに4人も亡くなっていたことを知った
今ある幸せ
あたりまえの生活
それはほんの60年も前は夢だったんではないだろうか
その時代に生きた人の話をもっともっと聴きたい

絶対に生きて未来に帰ろうとする健太
妙なポジティブさ。ふと自分の夫と健太が重なった
結構ひどい話なのに明るく読めてしまう終戦間近
そして現代にいる吾一は逆に暗く切ない
違いはなんだろう

「信じなさい。」
ミナミの祖母は何を想っていたんだろう?
未来を信じて行動する健太
信じてた未来をしってしまった吾一

信じる力って結構すごいのかも
読書(あ行):荻原 浩 | comments(2) | trackbacks(4) | 

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from uririn  at 2006/06/21 11:34 PM
musagoroさん、こんばんわ(^^)
私は両親が、戦争にぎりぎり巻き込まれた世代なのでよく話を聞かされてて、なので忘れ去られることがいたたまれないと言うか。
私たちの年代が、きちんと後世に語り継がなければ、みたいに思ってしまうのです。
悲惨な状況下での、健太のポジティブさは、すごく良かったですね。
では、またね。
from musagoro  at 2006/06/24 12:44 PM
uririnさん、こんにちわ^^
本当にuririnさんに出会わなければ出会えなかった作品でした。語り継がなければという気持ち・・・うまく言えないけれど素敵です。
舌ったらずでごめんなさい。こちらこそまたよろしくお願いします。





http://musagoro.jugem.jp/trackback/255
僕たちの戦争 荻原 浩 2004年 双葉社 ★★★★★ 五十年後の日本は、多すぎる物質と欲と音と光と色の世界だった。誰もが自分の姿を見ろ、自分の声を聞けとわめき散らしている。謙虚も羞恥も謙譲も規範も安息もない。 これが、自分たちが命を捨てて守ろうと
| ほんだらけ | 2006/06/21 11:24 PM |
僕たちの戦争posted with 簡単リンクくん at 2005. 8.24荻原 浩著双葉社 (2004.8)通常2??3日以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る 印象的な装丁で前から気にはなっていたが、評判が高いらしいので、 図書館で借りてみた。ちょうど夏だし、戦後
| 本を読む女。改訂版 | 2006/06/24 2:58 AM |
男と女、本の好みはどれだけ違うのか?アンケートの結果です。 男性116名、女性237名の方にご協力いただきました。 たくさんの方にご協力いただき、面白い結果を出せたと思います。 どうもありがとうございました。 80冊の中から10冊選ぶという今回のア
| 読者大賞blog | 2006/06/24 2:58 AM |
僕たちの戦争 (双葉文庫)荻原 浩双葉社このアイテムの詳細を見る 今回は、荻原浩『僕たちの戦争』を紹介します。所謂、第二次世界大戦期と現代(2001年)タイムスリップ小説です。フリーターである尾島健太と海軍航空隊の石庭吾一が時空を超えて入れ替わってしまった。二
| itchy1976の日記 | 2010/07/21 5:37 PM |