柚子すき毎日

本と雲と雨と柚子と冬がすき。
主に本について書いています。本の内容もところどころでばらしています。
最近パソコンに向えなくてTBのお返しはしばらく出来そうもありません。コメントへの返事も遅れてて。本当にごめんなさい。
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「東京島」

東京島
東京島
桐野 夏生

もしも自分も清子のように夫と無人島に流れ着いたら初めのうちは落ち込む夫を励ますように明るく振舞うだろう。元気に引っ張っててくれるならよし、でも清子の夫のようになりさらに自分をちやほやしてくれる男達がたくさんいればそっちに寄り添い夫に連れなくしてしまうだろう。寂しいだろうな。頼りたいのに頼れないから。
「男なんて」って馬鹿にしたいわけじゃない。男の力無しでは生きていく事も無人島から抜け出す事もできないのもわかってるから。ただ馬鹿にされたくないから馬鹿にして生きていくような気がする。
読んでいる間寂しくて自分の心の嫌な部分が、封じ込めておきたい部分が出てきてるようで読みたくない、だけど続きが気になる、かなり大変な話だった。
ほんだらけの「uririnさんはどっちがわの人間だと思いますか?」へのuririnさんの返事の意味が未読の私にはわからなかった。単純に生きるために動くホンコン側と文化を大切にするトウキョウ側のどちらかって聞いたつもりだった。読み終えて改めてuririnさんの返事に考えさせられた。確かに難しい質問かも。考えても考えてもそんな状況におかれた自分が想像できなくて。ラストの選択をする自分を想像するのさえ心が拒否していた。どちらになるか私も答えられない。
死ぬ間際にたっぷりの苺ジャムを塗ったトーストが食べたいと日記に綴っていた清子の夫。おもわずよだれが出た。それくらい強烈に食べたくさせる描写だった。
当たり前だけれど自分の人生では自分が主役だけど息子の人生では私はプロローグでしかないように本当の主人公はプリンセスとプリンスなのではとか思ったくらい今後を想像したくなる終わり方だった。
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from uririn  at 2008/09/24 9:49 PM
musagoroさん、お久しぶりです(^^)/
あの時のmusagoroさんの質問の意味が私には分かってなかったみたい(^^;とんちんかんな答えだったかなと、後で考えてました。そっか、そういう問いだったのか〜。で、改めて考えてみて、今の便利な生活に馴れきってしまっているので、そんな不便な生活できるかいなと思いつつも、本当に好きな人と一緒なら、そんな不便な生活も楽しめるかもとも…。結局好きな人の側にいることを選べる自分でいたいのかも。またとんちんかんだったらごめんね。本当、musagoroさんのおっしゃるとおり、二人の子供たちが大人になってからの物語も読みたくなるラストでしたね。では、では。
from musagoro  at 2008/10/02 4:00 PM
uririnさん、お久しぶりです^^/
お元気ですか?こちらこそ質問の仕方が下手でごめんなさい。自分の思ってることを伝えるのって相変わらず下手で・・・
私も好きな人の側にいることを選べる自分って考えもしなかった。uririnさんのコメントを読んで心が軽くなりました。私もそういう側でいたいです。
これから『虚無』を読みます。また遊びにいきますね!





http://musagoro.jugem.jp/trackback/534
東京島 桐野 夏生 2008/5/25発行 新潮社 P.281 ¥1,470 ★★★★★ 「ああ、疲れた。あんたたち男って何を考えているのかしら。あたしが邪魔なの、それとも必要なの」 リストラに遭う前にさっさと会社を辞めて得た退職金を投入し、クルー
| ほんだらけ | 2008/10/06 10:51 PM |
東京島クチコミを見る # 出版社: 新潮社 (2008/05) # ISBN-10: 4104667021 評価:81点 巷では結構酷評もされているようだが、私的にはかなり面白かった。 内容や本の厚さから、すぐに読みきれるだろうと思っていたのだが、随分と時間がかかってしまった。
| デコ親父はいつも減量中 | 2009/03/28 1:26 PM |
無人島に男31人と女1人が流れ着いた。 すごいテーマを考えたものだ。しかもその女性の設定年齢が見事。46歳。若くては駄目だけど、どこまで上げるか。46歳は私より年下であるが、仮に20台の若者だとしても充分性の対象になる年齢だ。さらに出産という観点で考
| 肩の力を抜いて | 2009/10/15 8:24 PM |