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評価:
夏川 草介
小学館
¥ 580
(2011-06-07)
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わたしは逃げてばかりいた。親からも仕事からも
持ってないものを探してうらやましがってた
今を大事に生きるのって難しい。
でも一止という主人公の名前にある素晴らしい意味を心に留めて少しづつでもいいから生きて行きたいおもえました。
この作品はとても心が静かになれる。雪の日のあの静けさが広がる。
そんな作品でした。
ちょうど隣でオットが『オーブラザー』を観ているので心地よい音楽も混ざって穏やかな気持ちの今。覚えておきたいな。
印象に残っている桜と雪の風景。
忙しい病院の実情をこいてるはずなのに穏やかな時間と綺麗な風景がひろがるのはなんででしょうね。
それにしても大学病院というのは治らない病気は診ないという言葉。現在もお世話になっているので治る病気という事だと思えてうれしかったです。
どんな人生でも負けはない。負けを決めるのは自分なんだよね。